| こんにちは。忘れた頃にやって来る沈没カカシ倶楽部会長・しばです。
少し前の話になりますが、今月の13日に発表会がありました。今回選んだ曲は キャンディ・ダルファーの"Lily Was Here"のライブ版です。この曲はキャンディの 演奏の中で一番好きで、前から狙っていたファンキーなナンバーです
発表会当時、どうにかこうにか、沈没せずに吹き終えました。キャンディのモント ルー・ジャズフェスティバルでの演奏を、ほぼそのままコピーする形になってしま いましたが。
これまでの例に漏れず、練習開始の段階では苦労しました。まず楽譜がない。 キャンディのデビューアルバム"Saxuality"に入っているスタジオ録音の"Lily Was Here"の楽譜は、藤野美由紀さんが出版したキャンディのマスターブックに収録さ れています。でもライブ版の楽譜はどうしても見つかりません。
仕方がないので、自分で耳コピしながら採譜し、プリントミュージックに打ち込み ました。時間がかかったのなんのって。途中までできた楽譜を師匠に見てもらい あちこちの間違いを修正。その作業を何度か繰り返して、ようやく完成です。
またスタジオ録音とライブではコードも違ってました。セッションで世話になってい るホストバンドのギターリストの人がライブ版の演奏のコードを採譜してくれ、さら にバンドの人たちと協力し、練習用のカラオケ音源まで演奏・録音してくれました。 これはありがたかった。
キャンディのライブでの演奏をDVDで見ながら、サックスの“振り”まで真似しまし た。幾度となくDVDを再生しながら、それに自分の演奏をかぶせる形で練習を繰 り返しました。
これまで演奏した曲でF♯キーを使うこともありましたが、"Lily Was Here"のライ ブ版ではその上のG♯も使われてますから、初めてフラジオに挑戦しました。さん ざん試行錯誤を繰り返し、G♯を出しやすいアンブシュアも何とか見つけました。
当日の演奏では、イントロ部分からキャンディ同様にサックスの振りを入れて、演 奏のテンションが高くなるようにしました。
オヤジが吹くキャンディを聴け!
エンディングでも大きく振りを入れ、ドラムがドン!で演奏終了。
何人かから「格好良かったよ」と言われ、まずはOKだったようです。
発表会が終わり、ほっとするのもつかの間、来月の12日は自分のバースディラ イブがあります。サックス教室のもうひとりの男性とふたりで、それぞれ6曲ずつ、 アンサンブルを2曲、サックス教室全員で1曲やります。
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