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[7070]   管理人      2023/01/05(木) 16:08
 新宿ピットイン NEW YEAR SPECIAL2023 森山威男3DAYS 3日目の1
 


2023/01/04
PIT INN 3DAYS
川嶋哲郎(ss,ts)、田中邦和(ts)、田中信正(p)、水谷浩章(b)
例年なら1月4日は豊橋に帰って仕事をしてからまたPIT INNに戻ってくる日なのだが、今年は水曜日なので夜まで仕事、ライブが見られないと年末まで諦めていた。それが今年は始業が5日となりラッキー!おかげで二日目のレポ書きも済み、いつもの顔ぶれでPIT INNの上のタイ料理も食べられてうれしい♪

18時にスタート、このところの定番の組曲から。
失敗した、森山さんのMCを書き起こそうと思ったら録音ができてなかった。なのでメモからだけで。森「川嶋哲郎の覚悟の曲をお送りします、サポートしてくれるのは田中邦和。テナーサックスです。邦さんとのお付き合いは10年くらいでしょうか」邦「もっと長いです」森「ピアノは田中信正。田中さんとも付き合いは長いですよね、あなたが独身の頃から」いつ結婚したんだ?信「まだ独身です」大笑い。森「ベース水谷浩章。覚悟を決めた曲、曲の題名はあるんですか」川「Song of the Soul」森山さんがスティックを打ち付けて拍手する。
台詞は毎回書いているから今日はいいか、と思ったら邦さんがヴォーカルでサポート、わわ、びっくり。ワルツに変わり、川嶋さんがソプラノを吹き始め、どこを進行しているのか邦さんに吹いて知らせる。邦さん森山バンドの時はいつもホーンセクションで並んでバリトンを吹いているので、テナーの邦さんが見慣れない、邦さんが大きくなったのかサックスが小さくなったのか、あ、後者だ。川嶋さん楽しそうだけど、お水が足元にないのが心配だ、叫ぶから喉が痛くならないか。もらってこようかと思ったがそこまで出しゃばるのもなぁ。ノブ君コート着てなおかつマフラーまでしたまま。森山さん凄い勢いで叩きまくる、思い切り振り上げたスティックが後ろのカーテンを揺らす。川嶋さんテナーソロの邦さんにイエ〜、と声をかける。もうなんて楽しそうな川嶋さんのニコニコ顔、この笑顔を見ているだけでこちらも笑顔になってしまう。ピアノソロ、ソプラノを持つ川嶋さん。森山さんの爆音にのけぞってしまう、もう3日目にしてだんだん調子が上向きになっているのでは?と思うくらい。ノブ君のソロもよくやるわねぇ、この人の持つポテンシャルというのか、抽斗の多さというか、本人曰く「何も考えてない」っていうけど。ソプラノを振り上げてフロント二人がアンサンブルに入る。森山さんが叩きまくりからすっと合わせる。ふっと音量を下げて水谷さんのベースソロ。ノブ君さすがに上着もマフラーも脱ぎ捨てたが胸も足元も定番キティちゃん。ベースソロからラインに戻り、そして二人テナーで吹くConviction。毎回思うがこの組曲の説明は最初にした方が良くないか、alaのときもほぼ何もなかったので掲示板に質問が来たくらい。せめて人生の春夏秋冬とか。川嶋さんのズボボボボボボ、のフレーズに森山さんがズドドドドドドと応じる。川嶋さんソロ、もう好き放題だねぇ、自己実現の極致ができて幸せそうだ、キューと伸ばす、森山さん、こ、このドラミング、そこまで必死の形相で叩かなくてもいいのにぃ、全力投球だ〜!モチーフを吹いて邦さんを振り返り一緒に吹く川嶋さん。テナー2本は音川さんと以来だね。キェー!と叫んでテナーでしゃべってるみたい、邦さんも二人のフリーっぽい掛け合いというかテナーの叫び合いだね。森山さんは二人の掛け合いをじっと見守る。ノブ君のおでこがライトに光る。タッタッタターと吹くとパッと全員がその瞬間に入る所がすごいな。ノブ君ソロ、すごい爆音トリオ。ノブ君のソロに合わせて口がぱくぱく動く川嶋さん。すごいノブ君、やっぱりすごいわ。バシーンと森山さんが入れる、邦さんの手がスティックに合わせて動いている。川嶋さんが入る、この吹きまくりは一体・・・森山さんにこにこしながら少々遊んだ感じを見せたりして余裕。合図して森山川嶋デュオになる。あー、こんなに吹いてどうするの、こんなに叩かせてどうするの、って思ったらひどいわ、この上ドラムソロまでさせるなんて恨んじゃうよ川嶋さん。じっとみんなで森山さんのドラミングを見守る。ドンパンパンパン、バーン・・・・だからここで急にドーン、パーン、ドンドン、パーンってロックになるのは止めてほしいわ、いきなりガクッと力が抜ける。邦さんが同じモチーフでソロをする、思わず手拍子が出る森山さんのロックリズム。ポンタさんが「このひと(森山さんのこと)ロック下手ですよ〜!」ってパール60周年の舞台で叫んでたの思いだした。ノブ君がバッキングを付ける、水谷さんも二人でロックリズムのモチーフ。ここから「秋」かな。だんだんロックのリズムにも慣れてきた・・・。ノブ君のソロピアノ。変幻自在だけど完成しているフリー。このピアノからだと何が始まることやら。邦さんが後ろの壁際に立って前に出るべきかどうか迷っている。人生の冬、というか終章だね。森山さんやっと休める。森山さんの前に譜面があるけど多分見てないんじゃ?ベースとピアノのデュオになる。ベースのソロのバックにノブ君がいい感じでつけていく。森山さんがフロアタムに右斜めに身体をもたせかけてじっとデュオを見ている。水谷さんを見上げてノブ君にソロを振る川嶋さん、本当に満足そうな笑顔。ノブ君の美しいピアノソロ。透明で完成度が高いロマンチックな感じのソロで、川嶋さんと邦さんが同時にノブ君を振り返ってみている。そろそろかな?という感じで川嶋さん見ていたが、まだ弾くのね。森山さんはブラシで、川嶋さんが立ちあがる。ノブ君ソロに拍手が湧く。サックス二人がモチーフを吹き人生の終章に、そして川嶋さんが叫び出す下地が。川嶋さんの目、すでに潤んでないか。今日は今までの中で一番ヤバイかも?「生きたい!理由なんか要らない!」がんばれ〜、言葉に詰まったけど踏みとどまった、「これが自分!」大団円。



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