[7041] 管理人 2022/09/26(月) 07:21
2022.09.09. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 初日1部その1
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(録音、録画なし、MCはメモより書き起こしなのでかなり抜けていると思います) 渡辺ファイアー・中山拓海(ss,as)川嶋哲郎(fl,ts)中路英明(tb)冨樫マコト(b)魚返明未(p)
名古屋での爪外来を終えて急いで新幹線に飛び乗る。隣の座席の男性がやたらニンニク臭くて閉口。なんとか開場の19時前に新宿ピットインに到着。お客さんは8分の入り、って感じかな。
19:33。「こんばんは、よろしくお願いします。ずっとこのところ打ちひしがれていました。コロナ禍が始まってから3年、ラーメン屋にもいかないくらいずっと引きこもってまして、精神的にもどんどん落ちてしまい、ピットインが決まったっていうのが喜びでした。コロナだとかウクライナの情勢とか、経済状況が良くないとかのニュースは鬱々として聞いちゃって、音楽なんかやってていいんだろうかと。昔学生運動華やかな頃、8列縦隊でヘルメットかぶった学生たちが練り歩いて機動隊とやり合ってる横で山下洋輔とドラム運びながら、「俺たちこんなことしてていいんだろうか、ドラム運んでていいんだろうか」って言ってたのを思い出します。アリとキリギリスの寓話で、夏の間ずっと音楽をやっていて冬になったら食べるものがなくなってしまって、アリさんに食べるものを分けてもらうように頼みに行くとアリさんは優しいから「音楽を聴かせてください」って言って食べ物をくれるという。今日いらしてくださっている方たちは夏の間せっせと働いて私たちを食べさせてくれる人たちですね」笑い。「アリさんが食べ物をくれなかったら『私が死んだら私の屍を運んでください、食べてくださいっていう結末もあるようですが」調べてみたら3つストーリーがあるようです。https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6977
最近は昔のことばかり思い出して、アリとキリギリスと世界情勢と。皆さん私の屍を乗り越えていってください。ファイアー!中山!川嶋!中路!冨樫!中山!おっしゃ〜、やるで!」
まさかと思ったらどかーん!と一発目からサンライズ!ホーンセクションのサウンドが厚くてじ〜ん!しかし、意表を突かれる・・・。うちのバンドが11月にラブリーで森山さんゲストでライブをするのだが、先週練習の際のその曲順決めで「サンライズを頭に持ってくるのは?」とバンドメンバーに提案され、「ないない」と返したんだけど、それもありかなぁ。魚返くんからソロ。舞台の端に引っ込む中路さん。しかし、明未くんいきなり全開!助走というものがないのかね、この人は。舞台の端にあるカメラを塞ぐんじゃないかと気にする中路さん。なんかピアノの音が割れて るような・・・ガンガン森山さんを見ながら弾きまくる明未くん。森山さんもにっこり笑いながら叩き返す。川嶋さんソロへ。吹きまくる川嶋さんを森山さんと交互に見ながらニコニコ笑うファイアーさん。ああ、もうほれぼれする、にっこり笑ってドガガガガ、トタン、「ケーコタン!」のリフが入り、そこから森山さんはドーンパーン、ドンドンパーン、と1/2テンポのロックリズム、そしてそのリズムで中路さんがソロに入る、笑える〜。ファイアーさんが後ろで踊る、誰だこんな展開考えたのは、って森山さんか。いやぁ、alaでウケそうな。川嶋さん満面の笑み。1/2テンポのリフが頭から入る。森山さんのドラミングをバックに中山くんの語りが始まる。え?トークショー?「林栄一さん、この人は何食べて生きてるんだろう?森山威男バンドに心から憧れて毎回カウンターの前で立って聞いていた、僕にとってここで演奏できるなんて・・・」と激白が。これ、ソロの代わりか?と思ったら前置きでソロが始まる。赤い柄物のシャツがバックの赤いライトに照らされて光る。キューキューキュー!ファイアーさんが聴きながらニコニコと笑う。お、今度はファイアーさんの語りか!?「人間は一人じゃあ生きていけません、一人じゃ何もできません、今何がしたいのか、何を与えることができるんだろう。いつでもどこでもワクワクしたい、このワクワク感をみんなと共有したい」熱弁を振るう、なんかおかしくて見入ってしまいペンを持つ手が止まってしまった上いまノートを見返しても何が書いてあるのやら?川嶋さんがニコニコしながら聞いている。森山さんとファイアーさんのデュオバトル。冨樫君、真剣な目で森山さんを見ている。ファイアーさん足踏みしながら吹きまくる、森山さん目に汗が入ったのか痛そうで。いや、ドラムソロかと思うくらいの勢いの叩きまくり、他のメンバーに「もう入って〜」と訴えかけるかのような目。タカタドン!でサビのリフが入る、すごい勢いだったのにここからまたドラムソロに突っ込むんだ、ひぇぇ。うう、すごい。パン!からテーマに戻る、この一曲、サンライズだけでもうすごい充足感、というかいつもならこのままハッシャバイに突っ込んでライブが終わるっていう雰囲気なんだけど・・・。エンディング、「タカタドン、タカタドン、パーン!」拍手拍手!
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[7042] 管理人 2022/09/26(月) 07:22
2022.09.09. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 初日1部その2
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森「あの、実はみなさんからのご批判もありましょうが、滅多にメンバーの方とお話ししないし、あの人はどういう人なんだろう、何を考えているんだろうってことを知りたくて。昔やってた頃は有名なミュージシャンとやっていると、ドラムソロをやっている間に舞台から降りていってお客さんと話をしていたりタバコを吸っていたりして。戻ってきて座って『よく入れるな』って思いました。こちらからお客さんがどう思ってるかを訊くわけにもいかないし、今日は思い切ってお話を聞いてみることにしました。昔のことって覚えてます?」中山「吹奏楽部に入って、初めて楽器を持った頃に、向こうは入って欲しいから『うまいね』って言われて、そうかと思ってどんどんのめり込んでいったんです」森「その通りになって良かったですね。つまりは人生の転換期にいい人にめぐり会えるかどうかですね。どうやってプロになるんでしょうね。お金をもらったらプロだっていうんなら、私は最初にお金をもらったのは高校生ぐらいでした。魚返さんは芸大時代ジャズをやろうと思ったら周りにやってる人あまりいなかったでしょ?」魚「大学に入るまでにもうジャズをやってたんで」森「加古隆が『ジャズはええで〜』って言って誘ってくれて渡辺貞夫さんとか聴きにいったんですが、結局彼はジャズをやらなくてコンセルバトワールとかに行って、今度は『フランスはええで〜』なんて言ってました。冨樫さんは21才ですって?」そんなに若いんだ!森「ジャズ界の大谷翔平って言われてるの?どういうきっかけでジャズに入ったんですか」冨樫「8才の時に兄の友達がベースやってて、8才の時にエレキベースに触れて、始めるかどうかのタイミングでじいちゃんがジャコパストリウスのCDくれて、これ聴いとけばっていうんでそっかーと思って。まだエレキベースとギターの違いもわからなくて。で、今に至ると」森「もしかしたらギターとベースの違いも、札幌じゃあまり違いはないんじゃない?」そんなわけあるかい。「しかし、親がよく許してくれましたね」冨樫「親もい〜い感じの人なんで。中3の時東京にきてPIT INNでライブ聴いて、母親もい〜い感じなんで『がんばってね〜』って」いや、すごいご両親とおじいちゃんですね。 森「え〜っと、わかりました。もう一曲やろうと思います。魚返さんのリクエストです」
ピアノカデンツァから、あ、渡良瀬。今ライブ始まって30分経過してるけど、まだ一曲しかやってなくない?ファイアーさんのソプラノと川嶋さんのフルートでテーマが始まる。いいなぁ、いいなぁ。ベースソロへ。しかし、21才って!ファイアーさんの眉毛が上下に動く。川嶋さんがニコニコしながらうんうんと頷いている。みんなに合図してサビに入る。拓海くんソロへ。川嶋さんが中路さんと目を見交わして進行を確認する。ファイアーさんは白地のTシャツ、7分丈の短めの白いパンツにアンクル丈のソックス。拓海くんのソロ終わってテーマに。あれっ?ピアノソロあったっけ・・・いや、ないな。う〜ん、カデンツァだけか。ピアノソロのない渡良瀬って、なんか物足らない・・・。なんとかのないなんとか、っていう喩えなんだっけ、餡子の入ってない最中じゃないけど拍子抜けするなぁ。こないだ八ヶ岳ジャズフェスで本物聞いちゃったからなぁ。魚返さんのリクエスト、じゃなかったの?タカタドン!「ありがとうございました!」って、一部2曲で終了かい(笑)!
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[7043] 管理人 2022/09/26(月) 07:23
2022.09.09. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 初日2部その1
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トイレにいて慌てて戻る、ドリンクのおかわりしそびれた。Lamentation?じゃないな、この前のラブリーでやった組曲だ。川嶋さんがすうっと息を吸って叫び出すかと思ったらマイクを持って大きな声で詩を朗読し始める。「ここはどこなんだろう。自分の目、自分の足。自分の顔。目で見て、耳で聞く。そしてこれは音楽。この曲、いいなぁ。これは楽器。もっと音を出したい。これが自分・・・」マイクがハウる。生まれてきて、成長して、充実して、そして死んでいくっていう組曲。みんなが思い思いに音を出しているので、かなり音圧があって川嶋さんの喋りがよく聞こえないよ〜。あ、気がついたら2部は配信になってるんだよね。あとで見直して拾えばいいか。喋り終わって全員でフレーズを合わせ、拓海くんのソロとなる。川嶋さんまだちょっと照れが見えるな。なんかニコニコと満足そうに頷く川嶋さん。中山くんのソロの頭越しにファイアーさんと目を見交わして川嶋さんが笑う。いやぁ、楽しそう。ソプラノ合戦で中山vsファイアーとなる。二人の動きがシンクロしてる、面白い〜!いいね〜!バッキングのピアノもばっちりだし!こんなにニコニコの川嶋さん、みてるとこっちもニコニコしちゃうわ。ファイアーさんと拓海くん二人ソロを終わって握手。明未くん頭を振って一心不乱にピアノソロを。いや頑張るね明未くん、頭を上下に振りふり、森山さんの方を振り返りながら手を大きく振り上げる。明日は明未くんじゃなくてノブ君だよね、いつもなら今日はalaのリハーサルなんだけど、明未くんの都合がつかなかったのかな?テナーを持ちに舞台に戻る川嶋さん。いやぁ、ピアノトリオの迫力!リフに戻るタイミングを窺いつつまだやるの?立ち上がる明未くん、メンバーが舞台の上に戻って並ぶ。思ったより長めのソロ、もう勢いよく立ったり座ったり、忙しい、これでドーンと座ったら後ろにひっくり返るんじゃないかっていう勢い。立ったままピアノを弾き終える明未くん。あ、テナーソロは?ってベースソロへ。もしかするとここで第三楽章?ベースアンプを見てあれ?って顔でさっきのケーブルを抜いて挿し直したりして。・・・・しかし気づいてしまった、レポート書かなくてもみんな配信見てもらえばいいだけでは?という気がしてきたぞ。前半よりも音圧がアップした気がするけど、何が変わったんだろう?21才とは思えない渋いベースソロ、クリコちゃんが隣で「カッコイイ〜」って思わず口に出す、森山さんがリズムを叩き出しみんなが入る、ベースソロ終わって大きな拍手。この前の組曲のダイジェスト版みたいな感じ?川嶋さんにこにこ前に出る中路さんのソロを聴いている。あまり嬉しそうなのでこっちも笑えてくる、幸せそうな顔を見ていて幸せになってくるわ〜。冨樫くんのラインがいいわ。中路さんらしい温かみのあるソロ。中路さんがベルを振って川嶋さんにソロが移る。川嶋さんは緻密なソロを繰り出す。森山さんはドラミングを淡々と言っていいのか、流れるように爆音を響かせている、ちゃんとソロを聴いて反応してくれるので、ソロを吹いて(弾いて)いてもみんなきっと後押ししてくれているように感じるんだろうな。中路さんも右舞台の側の端に立っていてもノリノリで聴いている、いいなぁ〜。だんだんヒートアップしてきたぞ、キー〜〜〜〜〜〜〜と川嶋さんが吹いているバックでドラムソロ状態、拓海くんが川嶋さんのキュ〜〜〜!にのけぞっている。マイクを持ってキェーと叫ぶ川嶋さん(やっぱり叫ぶよりテナーがいいです)、に反応して全員がキウ〜!と反応、森山さんがドガガガガガ!
一旦ブレイク、そして拍手。テナーカデンツァへ。キュ〜と伸ばす声に中路さんが笑う。拓海くんにカデンツァを振る、頑張ってカデンツァを引き取って吹きまくる、倍音?すごい音を出し森山さんが仰け反る。その音を引き取って中路さんが繋いで渋いカデンツァに。吹き終わったと思ったら、おっファイアーさんらしいリズムパターンを。ハイハットを森山さんがつけ、ファイアーさんがどんどん上に半音ずつ転調していく、すごっ!これ、どこまでいくの?みんな思い思いにつけてくけど、みんなすごいな!ファイアーさんがマウスピースをくわえながら何か叫びつつ、テーマに戻す。ファイアーさんらしい技だね!拓海くん笑いながら振り返る。テーマのバックがアフロになってるぞ、森山さんがニヤリ。明未くんのピアノソロに。ここで明未くんと森山さんのリズムパターンのせめぎ合いでリズムパターンが変わる、森山さんが4beatで攻めていく、川嶋さんが振り返ってソロに入る。ファイアーさんにこにこして拓海くんと目を合わせる。森山さん平然とすごいショットをバシバシ繰り出す。川嶋ソロは思いの丈をぶちかましたというくらいの感じの吹きまくり、森山さんが真剣な顔で叩きまくる。川嶋さん振り返ってファイアーさんにソロを振る。デュオではないがバトル風になっている。仰け反り足踏みしたりファイアーさんテーマのモチーフ入れながらピアノとベースが持ち上げていく。キュイ〜!ファイアーさんかっこいい〜!ドラムソロに突入、ここまで叩いててここまでやるか、それを見る川嶋さんの幸せそうな顔。仰け反って叩きまくる森山さん、ブレイクした瞬間にホーンアンサンブルが入り、森山さんがアフロリズムで応戦。中路さんがとっても素敵な踊りだしたくなるようなソロを、Blue bossaか?明未くんのバッキングがとても素敵。いいなぁいいなぁ。川嶋さん「この世の中で一番幸せなのは俺だ!」って顔。拓海くんがソロ、脚をあげ仰け反って吹きまくる。ファイアーさんがバックから声をかける、なんてすごいスイング感!川嶋さんがテーマに入る。そしてちゃんとアンサンブルをつけて第三楽章の終わり(かな?)
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[7044] 管理人 2022/09/26(月) 07:24
2022.09.09. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 初日2部その2
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そしてそのままバラード風のホーンアンサンブルとなり、ドラムは止まってベースとピアノがつけている。ベースソロになり、森山さんがブラシでスネアを鳴らすがそしてまた止まる。ベースとピアノのデュオに。人生の終末に向かっていく楽章だね。にっこり笑う川嶋さん。マコトくんのベースソロからピアノがだんだん大きくなっていく。テナーを手にする川嶋さん。ピアノのメロディーがキラキラと美しく流れる。森山さんがバスドラを踏みブラシで叩き、川嶋さんが吹き始める、ホーンのアンサンブルが素敵。組曲で45分ノンストップ、大作じゃないですか!ラブリーでは先に解説があったけど今回なかったもんねぇ、alaでやるなら説明は要りそう。
ああ、ここでか「終わりたくない!ずっと続けていきたい!生きたい!理由なんかいらない!ただ、ひたすらに生きたい!認められたい!わかりあいたい!身勝手な何か!最高の贈り物!それは自分!叫びたい!魂のままに叫びたい!」そしてテーマの音に沿って歌うけど、誰もその音が出ないのよ〜!ゲホ!Song of the soul!とファイアーさんが歌ってくれる。
「ありがとうございます。川嶋哲郎です。川嶋哲郎が作りました組曲です。Song of the Soul。魂の歌、なんか難しいですね」川「難しくないです、森山さんとこの曲をやるのが夢でしたから。ありがとうございます」森「あなた詩を書くんですね」川嶋さんの譜面台を覗き込む中路さん。この辺の会話は後日収載できれば・・・って、配信見てもらえばいいんだけど。
森「ファイアーさんは叫ばないんですか」ファ「お構いなく!」川「ファイアーさん喋って下さいよ」から森「あなた叫ぶより動きですよね」ファイアーさんのサービス精神満開で森山さんとのトークが続く。ファイアーさんがダンスじゃないけど妙な動きをして森山さんが笑う。ファ「動きに弱いんですね。けっこう動き変ですよ、みんな笑ってくれます」場内に大ウケ。おかしくて涙が出てきた・・・もうこれはやっぱり配信だね!
「魚返さん、僕の好きな曲をやってくれない?」とLost visions。「お願いします」ピアノのとてもきれいなイントロ。拓海くんがテーマを吹き始める。川嶋さんがフルートを構える、左からソプラノのファイアーさん、アルトの拓海くん、フルートの川嶋さん、中路さんのトロンボーンが並ぶ、ピアノソロ、いいねぇいいねぇ。きれい・・・・うっとりと聴いていた。ピアノとベースのデュオがなんと広がりと深みのあるサウンド。川嶋さんの顔を見上げ、川嶋さんがフルートのソロを始める。美しい・・・。明未くんがにこにこしながら顔を上げる。ああ、いいなぁ。いいなぁ。拓海くんが目をつぶってソロに聴き入っている。ピアノが少し大きめのバッキングをつけて中路さんのソロへ移る。胸キュン。マコトくんが絶妙のタイミングでバッキングを入れる。やさしくて深みのあるソロに他のホーンが入り、このアンサンブルの見事さに驚嘆させられる。ファイアーさんのソプラノが高らかに響く。エンディングに向けてだんだんロールが大きくなり、ドラム叩きまくり、力強くバーン!と打ったがまだ曲が続いていて最後にバスドラをドス!で曲が終わる。スティックを打ち付ける森山さん。
森「おがえりあみです!中路さんはいつもなら自分のグループでお話ししたりされるんでしょ?」いきなり振られて驚く中路さん。中「あ、します」森「踊り系はあるんですか?」中「音楽自体は踊り系が多いんですけど、演奏しているときはそんな余裕がないんで」森「今日は踊らない」中「今日は踊れないでしょ、踊りたい場面はありましたけど」森「昔無理言って踊ってもらったことあったよね、吹きながらボックスステップで」中「あれまだ映像残ってておかしいんですよね」森「みんな足が合わないんだよね、ボックスにも何にもなってない」中「しかもサンライズで」森「3拍子で踊ってるヤツもいて」笑い。うちのレーベル、F.S.L.から出てるDVD「楽しくなけりゃ意味ないね」に収録されております、皆様ぜひお買い求めを。
森「今日は楽しかった。久し振りで叩いて最後までできるかしらんと思ったんですけど、なんとなく最後まで持ってきました、本当にお付き合い下さってありがとうございました」と立ちあがる。拍手。「アイディアをいっぱい出してもらったんですけど、みなさんにそのご苦労を聴くこともなく終わってしまいそうです。明日はそのご苦労をつぶさにおききしてみようと思いますので。明日はみなさんぜひお越し下さい。私も必ず参ります」毎度のネタだけどウケるな。「トロンボーン中路英明。テナーサックス川嶋哲郎。アルトサックスソプラノサックス中山・・・たくみ。ピアノ魚返明未。ベース冨樫マコト。アルトサックスソプラノサックス渡辺ファイアー。ありがとうございました。昨日の晩連絡があったんですけど、田中信正がどうも高熱を出して寝込んでしまって明日は来られないって言うので(え!)、名古屋からお呼びしているんです、ものすごいピアニストを。なんていうあだ名が付いているんですか?さっき誰かが言ってましたよね?坂田明とやってるんですよね」川「破壊王」森「え?」川「破壊王、破壊の神様です」森「大森菜々っていうんですよ、名古屋出身でね。長いことアメリカへ行っててむこうの音楽大学を出たんですけど日本に帰ってきてピアノをやろうかなと思ったんだけど面白いグループがなかったから止めたって。名古屋でやってるときに聴きに来て、一人で客席で踊ってるんですよ。ずいぶんノってたんですね。坂田明と合いそうだなと思って紹介したら、バンド作ってけっこうツアーとかしてるらしいんですけど。私と同じでアマチュアだそうです。明日は急遽参加してくれるそうです。ぜひいらしてください。・・・魚返さんありがとうございました。またあなたとゼヒお会いしたいので近々よろしくお願いします 」来週じゃん。
舞台から去って行く、森山さんドラム座ってるときはいいんだけど、終わって立ちあがってからは辛そうなんだよね、もうこれで充分堪能したからアンコールはなくてもいいよ・・・といつも思うワタシ。昔からピットインではアンコールってなかったけどいつから当たり前のように要求するようになったんだろう。
トリオが戻ってきた、グッドバイかな。グッドバイがピアノで始まる。うん、正しいメロディーのグッドバイだね。振り返ってベースソロへ。初共演でベースソロ、う〜ん、脅威の21才。やはりこの曲で締めてくれると落ち着くねぇ。エンディング感満載で。う〜ん、満足満足!明日も楽しみ。菜々ちゃん明日頑張ってね!
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