先日のAgehaでのKYOTO JAZZ SEXTETに森山さんが出演なさったときのDJ沖野修也さんが、今日の名古屋でのクラブイベントがあって、偶然のタイミングとはいえその前にLovelyに立ち寄られた。昨日ここにご一緒した整形外科のS先生(実はご自分もDJをなさる)が沖野さんにご連絡くださった。実はこんど、あの時のリハーサルがCDになって出版されるということと、夏に大きなイベントがあるそうで、そんなお話しを伺った。「あのときあの場所(Ageha)にいた、ってことはすごいことですよ!」と。
Central Park East. 佐藤さんの曲ですね。マイナーブルースなんだけど、なんかブルース色はあんまり感じないのは何でだろ?ゆるやかなピアノソロ。ノブ君のフレーズにぱっとバッキングを合わせる佐藤君。佐藤君ソロすばらしい、ドガガガガとつける森山さん、佐藤君も反応する。胸がいっぱいだ。3人の演奏の根底に流れる調和感。お互いの才能と音楽が呼応し合っている。ドラムソロ、細かいパラディドルが続くがバスドラが超高速!なんだこれ〜、プレスの圧がすごい!ドラムソロを見ている佐藤君の表情がまたいいわ。レギュラーテンポをキープしながら佐藤君がノブ君に合図してテーマに戻る。
[6964] 管理人 2022/01/02(日) 16:32
佐藤田中森山トリオ2部その3
森「これはCentral Park East、佐藤さんの曲ですね、メロディーはどういうところから浮かんでくるんですか?誰か人のを聴いて引っぱってくるんですか?」ノブ君があははと笑う。佐「森山さんにはそういうオーダーをされますね、『ドリカムみたいな曲書いて』って」声色を真似る、大受け。森「ドリカムみたいな曲書いて、って頼んでもなかなかドリカムにならないですよね、コメカミくらいで終わっちゃう。でも、書こうと思って書くんですか?人によっていろいろあるみたいね」佐「現場によっていろいろなんですけど、森山さんの場合はストライクゾーンがあるんですよ。今までの井上さんの曲とか、板橋さんの曲とかやるじゃないですか。で、研究したんですよ。この曲はこうなってこうなってるから森山さんがドカーンと行きやすいんだって。ですから最初の頃にお渡しした曲はストライクゾーンから外れていたので、でだんだんストライクゾーンに目がけて曲を書けるようになったんです」森「すごいねぇ、気持ちの理解ができるんだ。私に好かれるような曲を書くと」佐「森山さんのドラムが生きるような曲を書くんですよ」すばらしい。森「私いつも注文をつけて書いてもらうんですよ。板橋にはレフトアローンみたいな曲書いて、って頼んでそれでグッドバイができたんです。井上もたくさん書いてきたんですが、『一曲はサビだけいただきます』ってサビだけレコーディングしたんですよ」佐「あとはボツ?厳しいですねぇ」森「作曲できない人の典型ですね」さっき作曲で身を立てようとしたっておっしゃってませんでしたっけ?森「自分も演奏者の一人だから、自分が楽しんで叩けないものが入ってくるといやだからやめてもらいたいんですよ」佐「でもきれいなメロディーお好きですもんね」森「だいたいね、一オクターブ上がると泣いちゃうんですよ、オーバーザレインボウとかね、ラーラー、ラーラララーラー」と歌う森山さん、「それだけで泣いちゃう」佐「その話もっと早く聞いておきたかった」ノブ君大笑い。森「残念ながら次のバラードは佐藤さんの駄作ですよ」え?佐「いや、一オクターブ上がりますよ」ノブ君「上がる」森「ホント?」佐「上がったところでわぁって言って下さい」森「じゃあ楽しみにしてます。題が良いんだよね、東の雲って書いて読めます?しののめ、っていうんですよ。東雲っていうのは板橋のサンライズに比較して、その前の日が昇る前の東の空が薄明るくなった状態をいうらしいんですけど、私は山梨県の勝沼に住んでいたときは隣の町が東雲町っていったんで、どうしても東雲消防団を思い出して山の風景が出てこないんですけど。今日は山の風景を思い出して叩きます、東雲」実際東雲小学校の校長先生が東雲消防団についてお書きになった文章がネットにありました!