| TOP | ホーム | ページ一覧 |


No.7022 への▼返信フォームです。



[7022]   管理人      2022/08/13(土) 15:56
 20220812ラブリー初日レポートその1
 


2022.08.12. 中山拓海(ss/as)川嶋哲郎(ss/ts)水谷浩章(b)ジャズインラブリー初日
以前より串カツラブリーの開店が30分早くなった。クリコちゃんが並んでいてくれたおかげでテーブルに座れ、お腹いっぱい食べても開場まで余裕。ラブリーの18時オープンにリハーサル終わりが間に合っていない。リハーサル終了後指を傷めている水谷さんのために指にはめる型を作製。開演は19時を少し回る。

一曲目はTake?いやフロント二人音合ってないし、さては9月alaの準備だな。拓海くんのソロから。川嶋さんいつものようにリードを直す。うん、きっとテーマよりソロの方が吹きやすいだろう。川嶋さんなんかうれしそうだなぁ〜と思って見ていたら目が合ってニヤリ。楽しくてしょうがないという笑顔で水谷さんを振り返る川嶋さん。拓海くんぺこりと頭を下げる、かわいい!川嶋さん余裕のソロ、お、靴新しいかも、いままで見たことのないローファーだ。森山さん一日目とは思えない飛ばしぶり、フジロックが功を奏しているか。早くもヒートアップのキウキゥキゥ〜のフレーズ、ベースの音少し小さいかな。拓海くん目を大きく見開いてあちこち視線をやりながらウォ〜という顔で見ている。吹き終えてドラムを見る川嶋さん、水谷さんはアンプを見て調整、一曲目から渾身のドラムソロ。パン!と叩き終えてフロント二人が入る、テーマ途中で終わっちゃいそうなドラミング、水谷さんと目を合わせてしまった!という顔をする森山さん、テーマ2回目は決まった!おおすごい。

いつもだと一曲目が終わると肩でいきをして「はぁ、はぁ」なのにいきなり「キャー」とも「ギャー」ともつかぬ雄叫びを挙げる、びっくり。「こんなうまく行くと思わなかった、練習だと誰かが止まるとか合わないとかで一度もうまく行かなかった」メンバー紹介。「今日はピアノがいないんだね、ジャズはピアノがいちゃだめだね、今日はつくづく思いました。あまりにうまくいったから悔いはありません。もうこれで終わって帰ろうかな。今日は井上淑彦の曲をやろうかと思って」最前列に揃った井上ファン全員大喜び。「この曲のイメージはパーカッションの木琴が入ってね・・・、」と多分アーラでのアレンジの話になる。「次の曲も井上の美しいメロディー、East Plantsですね」水谷さんを森山さんが見るが、水谷さんが「ドラムから」で叩き始める。けどすぐにストップ。「これでいいですか?」「いいです」「何だ止めるんじゃなかった」いや、これでどうやって入るんだ?サックス二人が顔を見合わせて川嶋さんがカウントを出し二人で吹き始めるが、いや速すぎるでしょこれ!こんなEast Plants初めて聴いた、井上さんがいたころからこのバンドを聴いている人間全員ずっこけてしまいそうになった。ベースソロからスタート、水谷さんの指にばかり目が行ってしまう。川嶋さんが拓海くんを促してリフを入れる、ソロが川嶋さんに移る、何の曲だかわからないテンポ、リフ入る、拓海くん蛇使いみたいなソロから始まる。頷きながらも譜面台から次の曲?の譜面を探す川嶋さん。ソプラノの直管を川嶋さんに向けてリフに入りドラムソロへ。水谷さんが指示を出し、川嶋さんが拓海くんに合図をする、二人並ぶと川嶋さん貫禄あるなぁ。何かトーンダウンする森山さん、水谷さんが入るがサックス二人の出だしが合わない。う〜んこのまま行くのか?と思ったら2回目のテーマに入る、森山さんとバラバラじゃん!

 
[7023]   管理人      2022/08/13(土) 15:56
 20220812ラブリー初日レポートその2
 


「私他の曲と間違えてしまいました。始まったらこの曲だから驚いちゃって。昔よくありました。良いと思ってやったら『それをやっちゃあダメだ』ってことが。いちばん小さいときの思い出はNHKののど自慢で予選を通って、本番当日風邪をひいてしまって声が出なくて、本当だったら『金のおくらに銀の鈴〜』ってかわいい歌を歌うはずだったのが(調べてみたら川田正子さんていう方の「夢のお馬車」という曲ですね)『俵はごろごろ、お蔵にどっさりこ』っていう曲に変わってしまったんですよ。でもそれをラジオで聴いていたおばあちゃんが『威男はうまい、味がある』ってほめてくれたんです。やってみたら違う曲だったっていうのが最初の失敗ですね。こんなことでめげてはいられません、次の曲はドラムのために井上が作ってくれた曲で「遠く・・・」です。

水谷さんが弓を持ち、フロント二人はソプラノの直管(二人ともヤナギサワだそうです)で並ぶ。 このアレンジは淑ちゃんが書いたのかな、ああ、良いサウンドだ。マレットと弓でバックがしんみりと。ソロは二人の絡みでずっといくのか。なかなかのサウンドだぞ。ドラムソロっぽくバックでブラシがヒートアップしつつ進んでいく。ベースの音量がアップしドラムがダウン、ふう、イイ感じに締めくくれたね。森山さんが一息つく。

「今日は井上の曲をたくさん選びました。中山さんは井上さんの曲をご存知でしたか?」拓海「森山さんとやらせていただくようになって、井上さんの(いなくなってからも続いている)FUSEを何度も聴きに行かせていただいてます」森「印象的なフレーズが多くて、アイディア豊富でしたね。このところ車の中であいみょんのマリーゴールドとか聴いてるんですよ」客席がざわつく。「こういうのはね、聴いていればこの人の曲だっていうのはわかるんですよ、でも井上のはメロディーを聴いても分かんないんです。頼まれるとこんな感じの曲、って書ける。演歌の人もプロなんですよね、美空ひばりが手術して復活したときの曲、高い音が出にくいから歌い出しの最初に高音で歌わせて、だんだん下がっていくようにって考えて書いたんですって。よく考えるなって。フォークの人は自分の生活をああしたこうしたって歌うんでちょっと違いますね、あ、フォークの人の悪口を言ってるんじゃないですよ。井上さんの奥さんに訊いたら100曲ぐらいあるんじゃないかって、すごいですね。もっとやってみたいんですけど、私譜面が苦手で。初めて譜面を見た曲なんて叩けないですよ。それでよく音大出たなって言われますが、それとこれとは話が違うんです」森山さんが話している間、ずっと川嶋さんは譜面を見て音をさらいながら練習している、Non checkか?

いや始まってみたらちがった、「ハチ」だ。淑ちゃんの曲やるみたいな前振りだったのに。なんか拓海くん演歌調になってるぞ?おお川嶋さんがソプラノを持った。フリーで倍音だしてウキュキュー!ドラムがスネアでトコトン、と打って「ケーコタン!」のリフを入れさせる、タカトン、「ケーコタン!」これはうちのバンドでも森山さんに叩いてもらってやってるから反応できるぞ。川嶋さんがソプラノのベルをマイクに向けて吹きまくる、水谷さん器用にバリバリ中指を使わずに弾きまくる。タカトン、ケーコタ〜〜〜〜ン!でソロを終え、川嶋さんはあと大きく息をつき、ソプラノのキャップをしてしゃがみ込んで水を飲む。だいぶ消耗したなこれ、お疲れさま!ウォー!と叫びながらタムの連打、バスドラバリバリ。リムショットでタカタカタカと叩いてテーマを誘う、突っ込んでいって凄い勢いのままテーマを終える。川嶋さんぜーぜー。一部終わって大きい目をなおさら大きくしてうれしそうな拓海くん。

「まだ叩けることを実感しました!」大拍手。「来年はものすごくやりますからね!ラブリー月一回!」場内割れんばかりの拍手。「少し休憩します!」

 
[7024]   管理人      2022/08/13(土) 23:09
 20220812ラブリー初日レポート2部その1
 


1部が終わって20時20分、メンバー再登場20時40分?休憩短くない?
最初は拓海くんの曲かな、「当日で申し訳ないんですけど」って川嶋さんに頭を下げている。森山さんが「やりましょう」ってスタート、ん〜、このリズム難しそう。水谷さん途中で畳んである譜面を開く。拓海くんソロ、この曲のコード進行はどんな風になってるんだろう。川嶋ソロ、森山さんドラミング。水谷さんと目を見交わして笑う拓海くん、川嶋さんのウキュ!にのけぞる。今日はなんだかすごく初々しく見える〜。川嶋さんが振り返って水谷さんソロに。譜面を見ながら確認する川嶋さん。ソプラノのスタンドをしまう川嶋さん、もうこの後はテナー一本なんだね。
森「この曲はなんという曲ですか?」拓海「道、イメージとしては森の中の道を木をかき分けて進むようなイメージで。コンクリートじゃなくて」森「コンクリートの道をイメージして曲を作る人っていますかね。曲を作るときに同時に詩もできるんですか?」拓海「いや、ついてません」森「わかりました。明日は川嶋さんが書いてくれた曲をやるんですが、詩がついたら川嶋さん歌ってくれますか?」川嶋「シーっ!」森「なんか川嶋さん喋ってくださいよ」川嶋「こんばんは!」森「道、と言ったらどんな情景を」川嶋「道、というといろんな意味の茶道、華道、そっちを思いますね、自分道みたいな」森「すごいね、勝沼にいた頃の道を思い出しました。じゃあ『川』って言ったら何を思いますか?」川嶋「今まで色々住んだんですけど、引っ越してもいつもずっと川の横なんです、名前も川嶋だしね」森「あなた偉い、パッと答えるでしょ、詩人だね〜」川嶋「そう来ましたか!でもJASRACに詩を2曲登録してます」森「ほ〜、お見それしました!それはどういうときにやるんですか、歌うんですか」川嶋「うたの人とやるときに歌ってもらうんです」森「私今度それやりたいですよ、ちょっと演歌っぽい歌を。一緒に叫びましょう。ドラムの手も遅くなったことですし。この前フジロックというのに出たんですけど、ロックっていうのは歌なんですか?」水谷さんが手を横に振る。森「この前早稲田で第1期山下トリオっていうのやったんですけど、控え室に行くと仕掛け人の村上春樹さんがいらっしゃるんですよ。私は本を読んでいないので、話しかけられてもお話しできないなって小さくなってたんですけど。中村誠一は本も読んでないのに話ししてて。(演奏は)山下なんか弾けないだろうと思ってたら、けしかけてくるんですよ。こっちが煽られてしまって、『失礼しました』って。(川嶋さんに向かって)ぱっと振られたことに対しての応対がすごいですね」川嶋「この程度のことは大したことないですよ」森「あなた詩人ですね、ちょっと顔が詩人に見えてきました。次の曲はBorn, Live and Dieという曲をお送りします」バラードがが始まった途端に店の電話がなる。アルトの旋律。サビからテナー。森山さんは腕を組んで聞いている。「遠くで、汽笛を聴きながら〜」みたいな雰囲気。サックスカデンツァ、ブラシで叩きまくる森山さん。あ、ちゃんと曲の進行を覚えてる感じ、偉いぞ。全体のハーモニーは誰かが一人ソロを取る感じじゃなくて、ハーモニーで聴かせる感じだ、みんなの絡みが心地よい。スネアのパラディドルで盛り上がる。ふう。



 
[7025]   管理人      2022/08/13(土) 23:10
 20220812ラブリー初日レポート2部の2
 


サンライズかな?「それっ!」パン!から始まる。意外性は全くないね。2人のハーモニーがちょっとなぁ。alaに向けてはもうちょっと練習が要るね。テナーソロに入るとあー、これは落ち着くわ。着実なモード展開、ベースのラインが心地よい。ドラムはもう手慣れた感じで拓海くんがリフを入れかけるが途中で止まる。水谷さんは歯を食いしばって弾く。川嶋さんのサックスストラップが赤い紐と二重になってるのが気になるなぁ。森山さんに向かって吹きまくる川嶋さん、拓海くんニコニコ。川嶋さんはサビのリフを入れろと拓海くんに肩で要求(したように見えた)。なんかヒートアップしてテンポがアップしたように聴こえた。拓海くんのソロバックで床に座ったまま頭からリフを入れる川嶋さん。足を組み替えたら中山くんのサックススタンドに足が当たってしまった、しまった。申し訳ない。いやそれくらいステージ近いんだよね。拓海くんは足踏みしながら吹きまくる。で、ドラムソロに入ったと思ったらそのまま叩き終わってしまった、え〜!これ、この前もやったよね・・・「だってずっと叩いてるんだもん!」それはわかりますがせめて終わりのテーマだけでもやって欲しかった・・・。

「最後の曲です。中山さんのリクエストで」拓海「いや?」森「誰のってことはないんで、私のリクエストで『Hush-a-bye』です」

サビの拓海くんに絡む川嶋さんがいいなあ。テーマが終わったところで川嶋さんが手を振ってベースソロに振る。これは森山さん、歌うな?って思ったらその通りウォーウォウォウォーウォーって。2コーラス目のベースソロも同様。中山さんにソロを振るが2コーラス目も。そういえば昔みんなでピットインとかで歌ったなぁ、「ポーポポポーポ」って森山さんが歌って、佐藤くんが「ポ?ポ?」って目を丸くしてたのを思い出した。あ、なんか聴いたことのあるフレーズ。川嶋さんのソロヴォーカルスキャット!すごい、2コーラス目に突入したと思ったら歌いながらピアノの方に行く、歌いながらピアノを弾く川嶋さん。ピアノ側に座っていたらグランドピアノの蓋開けたのにぃ。これは練習したな!今までの絶叫型のスキャットと違って、ちゃんと歌になってる上ピアノの旋律とも一致してる!すごいすごい!さあどう納まりをつけるか?ドラムとベースのデュオに。ああ、ここでアタマから川嶋さんテーマに戻って欲しかった、ドラムソロへ。そしたら森山さんまで叩くんじゃなくてスキャットを歌い出す、もうおかしくてお腹の皮がよじれる、もう場内ばかうけ!

「テナーサックス、ヴォーカル、川嶋哲郎!アルトサックス中山拓海!ベース、・・・・・・・・水谷浩章!」ああよかった、名前が出てきた。「本当に今日はよくいらしてくださいました。私がジャズファンでも今日はうちにいるだろうと思います。懲りたでしょうけど、懲りなければ明日もいらしてください、私も必ず参ります」と頭をさげる。「ありがとうございました!」

場内明るくなり、BGMも始まるがまだアンコールの拍手が鳴り止まない、私は終わりだと思ってトイレに行ったら、なんかみんなが戻ってきたみたい、慌てて席に戻る。

「此の期に及んで何をやると思いますか?当ててみてください」場内から「浜辺の唄」という声。森山さん「@グッドバイ、、、Aグッドバイ」大受け。ああ、サビのメロディーがちょっと板さんからダメ出しが出そうな。うーん、渋い。拓海くんからソロ。なんか客席で喋ってる人がいるぞ・・・と思わず振り返ってしまう。引っ掛けでサビから戻り、テーマ。森山さんがブラシで暴れる、川嶋さんでシッカリ締める。ああ、楽しくも久しぶりのお盆ラブリー初日!明日も楽しみだ!



No.7022 への引用返信フォームです。

名前   アイコン  一覧
Mail   URL
背景色
文字色
タイトル  
添付   >>お絵描き
フォームに保存  プレビュー      削除キー