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[6940]   管理人      2021/11/22(月) 13:56
 2021年11月14日日曜日 奈良ブルーノート39周年ライブ その1(第2部)
 


as林栄一 ts峰厚介 p板橋文夫 b船戸博史 ds森山威男

京都駅でKasumiちゃんと待ち合わせ、JRでのんびり奈良へ向かう。ぶらぶら歩きながら小物店で買い物したり、クリコちゃんと一緒に3人で和食のお昼ご飯を。観光客も増えてるみたいでアーケードも人通りが多い。一時に比べてコロナも落ち着いてるけど、このまま一緒に会ってご飯を食べてライブが聴ける、って日々が続いて欲しいわ。

会場はならまちセンター市民ホール、ほどよい広さ。感染対策で客席はひとつ飛ばし。オットと来る予定だったが延期になったため来られず、ピンチヒッターを京都のコレエダ先生にお願いし、最前列に4人で陣取る。今日は3部制で2部と3部が森山さんのご出演。本来なら女性ヴォーカルとアルトサックスが加わって7人編成だったのだがご出演になれず、クインテットの演奏となった。13時「開演でございます」おお、森山さんだけ出てきてドラムソロをはじめる。板さんが右から出てきた、ピアノにつくとすごく意表を突いて静かに「ふるさと」を弾き始める。ああ、板さんのサウンド久しぶりかも。しみじみするなぁ。ライブで板橋森山を初めて聴いてから、この冬でまる40年かぁ。年食うわけだ、森山さんに「あの頃はかわいかった」ってよく言われる・・・。

デュオの2曲目は何?「見渡〜す山の〜端、かす〜み深し〜」おぼろ月夜だね。ドガガガガ・・・のブラシソロ、胸の奥を衝かれるようなデュオ。「春か〜ぜそよ吹〜く、そ〜ら〜を見れば〜」エンディングを待たずして拍手が起き一旦止まって、終わってからまた拍手が起きる。拍手とともに残りの3人が登場。レ〜オ〜レ〜アリゲーターダンスが始まる。音響の調整のせいかベースの音が大きくなったり小さくなったりしている。林さん久しぶりだ〜。峰さんもどれだけぶりだろう?峰さんがマイクとアンプの位置を調整して後ろに退く。林さんのソロに拍手が起きる。黒いシャツに赤いサックスストラップが映えている。板さん立ちあがってグリッサンド。峰さんピンクのシャツがきれいだな、ベストもストラップもいつもおしゃれ。峰さんが音響さんに向かって指示を出そうと舞台上手を見るが、見えていないようでそっちへ歩いて行く。ベースの音が小さくてあまりよく聞こえない、ミュージシャンには聞こえているのかな?板さんの細かい音に森山さんがぴったり付けて細かいフラムショット、拍手が起きる。板さんのソロが終わりそうになったらぱっと峰さんがステージ後方から戻ってリフを吹く。ベースソロ、森山さんがレーオーレーと歌う。ドラムソロに入る、あんまりがんばらなくても良いよ、第3部もあるからね。小さくトーンを下げて板さんを見ながらタタン!でテーマに戻る。エンディングにむけ、やっぱり頑張りすぎてしまう森山さん。

板さん立ちあがる、赤いタオルで汗を拭く。板さんがピアノをパラパラと弾く、MC入るかと思ったがなくアフロリズムが始まる。Exchange。テーマ、フロントの2人が合っていない。う〜ん、板さんのグリッサンドすらよく聞こえないよ〜。もっと後ろの席の方が良く聞こえたのかなぁ?音響がどうなっているのか気になる・・・。峰さんのソロは安心して聴けるなあ。板さんすごく頑張っている。板さんソロに、中腰で弾きまくる、拍手が起きる。ドラムソロへ、しばらくアフロリズムをキープして、そこからコンパクトにまとまっていながら迫力のあるソロ、そしてエンディングへ。板橋さんが「森山威男〜!」と叫び、森山さんが「板橋文夫〜!」と返す。マイクないのかな?そしてメンバーが舞台から去って行く、え?これで終わりじゃないよね?ここでアンコールを要求しなきゃいけないのは早すぎでしょ!40分も経っていないよ?まだ渡良瀬もサンライズもやってないけど・・・とコレエダ先生と顔を見合わせてしまった。これで終わったら怒るよ!第2部と第3部に分けて客入れ替えなのに・・・・後から「え、もう終わりなの?」の声。
メンバーが戻ってきて林さんがウニュウニュウキュキュ〜と吹き始めハッシャバイ、いやアンコールでやる曲だから分かってるんだろうけど・・・峰さんベースの音を大きくするように音響さんに指示。板さんソロへ、懐かしい響き。しかし全体のサウンドにちょっとキレがないというか、全体の魅力が伝わってこない。板さんが見てベースソロへ、舞台の上で頑張ってるミュージシャンの熱量が無駄になってる感じ・・・。そしてドラムソロへ。おちゃらけ少々、笑いが起きる。なんか力が余ってるみたいに叩いてる。林さんがテーマを吹き始め、峰さんがサビを吹く。エンディング、終了15:51。
 
[6941]   管理人      2021/11/22(月) 22:22
 Re:2021年11月14日日曜日 奈良ブルーノート39周年ライブ その2(第3部)
 


コレエダ先生は予定があると帰って行かれたが、う〜ん、2部だけしか来られないお客さんにはちょっとねぇ。3部が始まる、私の隣の席最前列真ん中2席は空席だ。渡良瀬のテーマ、じわ〜っと来るが、板さんのグリッサンドが全然聞こえてこない。やっぱりピアノとベースの音が小さいなぁ。ピアノの中にマイク立ってるかなぁ。板さんのシャツが赤に変わっている。林さんのソロ、いや、考えたらベースの他はみんな70才以上か、すごいな〜スーパーおじいちゃんズ!峰さんの後で叩きまくる森山さん、心地よいわ〜。板橋節なつかしい、すばらしい。急にピアノとベースがよく聞こえるようになったけど、最初からこれくらいなら良かったのにな〜。いつまでもこの中に浸っていたい板さんのソロ。そろそろ終わりなのかな、って所で板さんが峰さんを見て、峰さんはドラムソロかと迷ったみたいだけどもう一回板さんが見てテーマにホーン二人が戻る。タカタドン、バーン!ロールでエンディング。

2部はMCあるんだ、森山さん「黙って演奏していてすみませんでした。板橋が何か言うかと思って」板橋さんがイヤイヤと手を横に振る。「ブルーノート59周年ですって、59年も吹いてるのは峰さんぐらいじゃないでしょうかね、私20年位ですもの」峰さんが「18年位ですよ」笑い。「コロナで何度も予定変更して、ずっとやってなかったから段々腕が落ちてきて、今日やらなかったらやれなくなっちゃうところだった、もう限界です。この曲も板橋文夫の曲です、この曲に歌詞があると良いなと思っていたんですが、あるんですってね」「おいらの〜」と歌いだしてゲホゲホ、「キーが高いんだよ!」自分のキーで歌えばいいのに・・・。「おいらの村は〜川のそば〜、村なんだよ、ムラ!」私のヴォーカルの師匠、丸山繁雄先生の作詞です。もう一度歌おうとしてまた声が裏返る板さん、かわいい(笑)

「次は私の曲をやろうと思います。昔曲を書いたんですよね、山下トリオ時代に。電話番号「3205948」だと「ミレシソレファド」とか。考えて作った曲、スノータイガーは誰かが曲に名前を付けてくれたんです、Snow Tiger、Buesです」

テンポが少し遅めかな?峰さんからソロへ。う〜ん、渋い。うまいフレージングだ。林さんがウキュキュ〜と吹き、森山さんが合わせる。板さんソロ、ブルージーだなぁ〜、本当に。Bass soloへ。お、よく聞こえるじゃない。4 Barsになるかと思ったら峰さんも林さんも突っ込まないのでドラムソロになる。腕さばきは流石の動き。後から「すごいっ!」って声が聞こえてきた。

OK!と森山さんが声を上げると、林さんからカデンツァイントロ。Over the Rainbowかなぁ・・・そうだ。昔CDがあったね。テーマのサビで峰さんに変わるとここで拍手、なんで?おわりの8小節は林さんに戻って、ソロを引き続き吹く。気持ちよくて少し睡魔が襲ってきた。板さんのバッキングが本当に美しい。テナーソロになり4Beatに。峰さんのソロもああ心地よい。板さんのソロをうっとり聞き、ベースも1コーラス。ダレもテーマに戻らない・・・のでドラムソロへ突っ込む、う〜ん、戻って欲しかったなぁ林さん!ブラシソロ疲れるだろうに・・・。そういえば昔からなかなかテーマに戻ってくれなかったなぁ〜と思い出す。テーマのサウンド心地よい。エンディングへ。

サンライズが始まる。テーマから林さんソロ、そして峰さんソロへ。板さん立ち上がりグリグリ、すぐに拍手が起きる。左手のクラスター、派手なソロ。ずっと拍手をし続けている人がいるけどちょっと耳障り。まだ弾くね、もう1コーラス弾いちゃうね。終わりの8小節でホーンリフに戻る合図、そしてドラムソロへ。ひょえ〜、ドン!カン!キェー!!板さんを見て合図、最後に板さん低音から高音にかけグリッサンドをして立ちあがる、そして「もりやま、たけおおお〜」と叫ぶ。

「来年は60周年ですね。それを目指して頑張りましょう」拍手が起きる。

ここまでで1時間、そして3部の最後はGoodbyeかな?2部はリハーサルだったんじゃないかというくらいだわね。舞台に出てきて途中で帰りそうな振りをして「板橋、弾いてくれる?」

鼻の奥がつーん。Goodbyeのテーマを板さんが弾き始め、サビを林さんが吹くと峰さんが絡み、終わりの8小節は峰さんが吹く。お、峰さんのソロ。サビからは林さんに交代して、メロディーが美しく響く。なんかしみじみするね。次の頭から板さんへ、ソロ。森山さんがウ〜と歌う。頷いてサビからテーマに戻る。テーマ終わりの8小節守山さんが暴れて、ブラシが飛び散るんじゃないかと思うくらいの勢い。エンディング、キュウキュウキュウ・・・しーんとなって終わり、「ありがとうございました!」

メンバーが拳を合わせて挨拶、なんか板さんがゲンコツを出すと殴りかかってるみたいに見える(笑)。拍手がなかなか鳴り止まない、終了のアナウンスが入る。終わってからの会場でのCD販売が好調だったのが良かったかな。終えて3人で奈良から京都、おいっしい和食を食べて終列車で私は名古屋へ、彼女たちは東京へ。

今回のライブは2部の音響がイマイチどころか・・・で、3部との完成度が全く違う。2部と3部の通しだったらまだしも、2部と3部を対等の料金扱いなのだからそれなりの構成を考えないとならなかったと思う。同じ料金で2部だけ、3部だけでは差がありすぎだったな。お招きして2部だけいらしていただいた友人に申し訳なかった。

帰りに奈良から京都に行って、東京に帰るカスミちゃんとクリコちゃんとで夕食、東京への最終便に。彼女たちも東京からの往復新幹線を使って聞いた価値があったかなぁ。まあ、久々森山板橋が聴けたから良しとするか。次回は構成と音響の改善を望む。


 
[6942]   クリコ♪      2021/11/23(火) 16:54
 Re:2021年11月14日日曜日 奈良ブルーノート39周年ライブ その1(第2部)
 


久しぶりのライブレポ、楽しく読みました。聴きに行けたライブの時は、場面場面を思い返してはニンマリして、気付かなかったことを発見したり、聴きに行けなかったライブだと、ちょっと悔しくて残念に思いながらも、臨場感溢れる描写にワクワクしてまた悔しくなったりします。そうしたことも懐かしく感じる程久々だったので、堪能しました。
また生で森山さんを聴ける日々が戻って来たことに感謝です。また、週末楽しみにしています。勿論、レポも楽しみにしているので、よろしくお願いします!



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